一医学生がワクチンについてただひたすらに語る

医学について

今回は医療界隈のTwitterで何度か話題になっているワクチンについて書きたいと思います。

この記事を書こうと思った理由ですが、最近Twitter上でのワクチン推進派とワクチン否定派のツイートを見て、意外と意見が別れており驚いたからです。どうしても書きたくなったため書いています。

ちなみに先に言っておくと私はワクチン推進派です。

しかしそうは言いながら、ワクチンに反対したいという気持ちもとても分かります。

体に注射するだけで、予防ができるって本当に怪しいですよね(笑)

僕も医学部に入って医学を学んでいなければ、ワクチンはおろか薬すら懐疑的にみてしまう癖がありました。

というのも自分があまりよくわからない分野って懐疑的になりません?

しかしきちんと機序(ワクチンや薬の仕組み)を知ることができれば、ワクチンや薬を信じることができます。

この記事の真の目的は、今からワクチンを打つか迷っていたり、ワクチン反対派だったけど本当なのかと疑っていたり、そういった人を正しい道に誘導することです。

ワクチンの仕組みを超簡単に紹介

私たちの周りには、細菌やウイルスなど様々な病気を引き起こす病原体が存在し、それらが人間の体に入ると、病気になったり、最悪の場合は死んでしまいます。

しかし人間の体はすごいもので、一度入ってきた病原体が再び体の中に入ってきても病気にならないようにする仕組みがあります。

ワクチンはこの仕組みをうまく利用したもので、病原体が体の中に入って悪さをする前に先に病原体と戦える環境を体の中に作ってくれるのです。

結果病気にかからなかったり、かかったとしても比較的軽症で抑えることが出来ます。

ほとんどの人は聞いたことがあると思いますが、これが「免疫」という体を守る機能です。

詳細を書こうとすると、量がえげつないので、割愛をさせていただきます。

興味が出た方は調べてみると良いです。(生ワクチンや不活性化ワクチン、自然免疫や獲得免疫、細胞性免疫や液性免疫等々…)

ワクチンの利点

今の話を聞くと

「ワクチンは自分の為にはなるけど、他の周りの人には関係ないんじゃない?それだったら、僕私は病気にかかってもいいからワクチン打たなくてもいいや。」

という考えをする人が出てくると思います。

しかし、実はワクチンには社会を守る役割もあるのです。

まずワクチンを接種するとまず自分の免疫が強くなり、自分の身近な人に病気を移すことを防ぐことができます。

そして沢山の人がワクチンを打つことで、こうした輪が友達、家族、地域、国、世界という風に広がっていき世界中の人々から感染症を守ることができるのです。

これが一般に集団免疫といわれています。

思うところ

医療というのは大昔からの沢山の屍の上に成り立っています。

昔の頃はどの感染症を一つとっても、どれも脅威でした。(実際のところ今も脅威ですが…)

薬やワクチンなど、医療が高度に発達した今だからこそ、本来であれば死んでいた人も病気から復活することができるのです。

比較的沢山の人が健康でいられる現代に住んでいると、自分たちがまるで無敵のように思えるかもしれないです。

が、しかし今の健康を維持できているのは、過去の蓄積された知恵やデータ、研究や偉人の努力があったからです。そこを是非とも勘違いしないでほしいです。(ちなみに自分は無敵だと思っていました(笑))

正直なところ、人々を病気から守るために作られたワクチンを、副作用が怖いから打たないというのは個人的には賢くない選択だと思います。確かに副作用の問題はありますし、それで苦しんでいる人も少ないながらも一定数いるのは事実です。

しかし打たなければより悪い未来がほぼ確実に待っています。

しかも日本では、マスコミの報道も相まって、日本の摂取率はダントツに低いです。ワクチンの後進国だなんて言われています。

ここら辺になってくると、それぞれ人の価値観という風になってきますが、是非、世界がどうなっているかを見てほしいです。

沢山の国と比較することで、自国のことが見えてきます。

まとめ

結論から言うと、一個人としてワクチンは必ず打つべきだと思います。理由は上の方で説明した通り、とても有用だからです。

確かに、ワクチンには副作用が伴う可能性もあります。しかし、その確率は極めて低いとされています。またそもそもの話ですが、副作用のない医療なんてほとんど存在しません。医療行為には責任や訴訟リスクがつきものです。

副作用があれば医療を受けないという事であればほぼすべての医療は受けられないでしょう。

この日本には反ワクチン派と呼ばれる派閥があります。その中にはかなりの有名人だったり、有識者と呼ばれる人がワクチン反対を宣言しています。

正直、そんな有名人や有識者と呼ばれる人と比べたら、この記事なんてエビデンスレベルが低いものだと思います。

しかしこういうネットで情報があふれた社会だからこそ、よく考えて欲しいです。

有名だからその人が正しいのか、有識者だからその人の言っていることは全部正しいのかと。

現代の社会であればその人の意見のもとになった証拠(エビデンス)を探すことが可能です。

是非この記事を読んだ一人でも多くの人がワクチンについて考え、賢い選択をしてくれることを願ってこの記事の終わりの挨拶としたいと思います。

見てくれてありがとうございました。

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